こんにちは😌
今回は知っているようで知らないデリケートゾーンケアについてお話しさせていただきます。
まずデリケートゾーンとは… "女性器とその周り"のこと!
この中に、膣は入りません。
デリケートゾーンは、体の中でも肌がとくに弱い場所で、正しいケアをしないとさまざまなトラブルが起こってしまいます!
〈デリケートゾーンに起こりやすい肌トラブル〉
・黒ずみ
・かゆみ
・ニオイ
これらのトラブルに大きくかかわってくるのが『pH(ペーハー)』です!!
デリケートゾーンのpH値が乱れ、弱酸性を保つことができず起こることがあります。
pH値は7が中性、7より低いと酸性、反対に7より高いとアルカリ性になります。
例えば、人間の肌は弱酸性、水は中性、洗剤や石鹸はアルカリ性です。(胃酸は1.0〜3.0の酸性、血液は7.3〜7.4のアルカリ性)
弱酸性に保たれた肌は、適度な殺菌力がある状態で、脂肪酸によって肌の常在菌である黄色ブドウ球菌などの菌の増殖を防いでいます。肌が中性からアルカリ性に傾いてしまうと、常在菌の殺菌力が弱まり、感染症、ニキビ、湿疹などの皮膚トラブルに!。
また、皮脂汚れによって肌が酸性に傾いている状態も、肌には刺激となり皮膚炎や湿疹を起こしてしまいます。
健康な肌は、弱酸性。
数値に置き換えると、pH 4.5〜6程度です。
重要なのが、
デリケートゾーンは酸性に近いpH 3.8〜4.5です!!
なので、アルカリ性の石鹸でデリケートゾーンをケアすることや、経血が付着したままにすることは、肌を痛めつけていることになります💦
生理中など敏感になりやすい時は特にpH値の合った専用ソープを使うのがおすすめ!
デリケートゾーンは、尿や分泌物で汚れやすく外陰部はとくに複雑な形状をして「恥垢(ちこう)」と呼ばれる白いカス(汗や皮脂、おりものなどが溜まってできたもの)が溜まりやすい部分。お湯だけでは落としきれない膣まわり特有の脂性の汚れなので、必ず毎日洗い汚れを落とすことが大切!!
汚れが残ると、雑菌が増えて臭いの元になります。
〈デリケートゾーンの洗い方〉
①ソープはよく泡立てる。
②外陰部を洗う。
皮膚が薄く刺激に弱いため、ナイロンタオルでゴシゴシ洗ったり爪を立てたりするのは避けましょう。洗うときは、前(性器側)から後ろ(肛門側)に向かって洗っていきます。デリケートゾーンは複雑な形状をしており、とくに小陰唇と大陰唇には汚れが残りやすいので優しく丁寧に洗いましょう。洗うのは外陰部までで、膣内や膣の入り口の粘膜を洗うのはNGです。
※膣内まで洗うのはNG
膣まで洗ってしまうと、膣の自浄作用が弱くなって雑菌が異常増殖してしまい、おりものの異常、陰部のかゆみ、陰部の悪臭などのトラブルが起きることがあると考えられています。
③肛門を洗う。
④ソープを使った場合はしっかり洗い流す。
洗い終わったらぬるま湯で洗い流し、タオルで優しくおさえて水分を吸い取りましょう。
☆POINT☆
デリケートゾーンは、ぬるま湯洗いが基本です。pH値のあう弱酸性のソープを使い、たっぷりの泡で擦らず撫でるように洗いましょう。
生理中はデリケートゾーンが湿った状態が続き肌トラブルになることも。
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この機会に、いままでのデリケートゾーンケアを一度考え直してみませんか?
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